INTERVIEW 社員インタビュー

中井 裕子

新たな視点で考える最善のソリューション

中井 裕子

次世代技術戦略室

CTCで3年間、KDDIのモバイルネットワークに納品する機器の検証業務に携わった後、2019年12月、xGN創設時の初期メンバーとして参画。xGNの成長と共に自身もビジネスパーソンとして成長を重ねてきた中井がここで得た新たな視点とは?

組織の成長と共に実感している自身の成長。

今年でxGNに来てから5年目を迎えました。CTC(伊藤忠テクノソリューションズ)に在籍していたのは新卒入社後最初の3年なので、基礎的なビジネススキルや、ビジネスパーソンとしてのさまざまなモノの見方や考え方の多くを、xGNで学んできました。

現在、私が所属している次世代技術戦略室では、中計や全社方針策定、社内エンゲージメント、社内の教育方針等の企画、情報システムから新技術に関する調査まで、多岐に渡る業務を行っています。私の担当業務も幅広く、社員が業務で利用するPCや携帯電話の手配・設定、社内システムの導入・設定等を中心に、教育関連の企画やエンゲージメント向上施策としてイベントの企画・準備等を行っています。

xGNが創設された頃は社員数30人ほど。現在は200名規模の組織に成長しましたが、まだまだKDDIやCTCと比較すると小さな会社です。ただ、規模の大きくない会社だからこそ、さまざまなバックグラウンドを持つ先輩・同僚たちの仕事の進め方や思考プロセスに近くで触れたり、さまざまな価値観や視点を直接シェアしてもらったりすることができます。

また、企画のタイミングで経営層の方とも話せる機会もあり、目の前の業務に向き合っている私よりもずっと長期的なスパンで会社を捉えている経営層の高い視野に触れることもできます。さまざまな方からアドバイスや指摘をいただくことで、私自身の成長につながっているのを実感しています。

xGNとして提供すべき最善とは?

正直、新人時代の私は与えられた業務に関してあまり深く考えることをせず、「自分が尽くすべきベストとは何だろう?」と疑問を持ったこともありませんでした。
しかし、xGNの皆さんは、担当している一つ一つの仕事に対してとにかく考え抜いています。何か一つの機能について質問をしても、それがなぜこのような仕様になっているのかを深く理解しています。アイデアを出すにもあらゆる角度から検討し、裏付けをいくつも用意してから、実現へと進めていきます。

xGNで皆さんが仕事に取り組む姿勢やプロセスを目の当たりにしてきたことで、私も担当業務において「本来の目的は何だろう?」「このアイデアが最善と言えるだろうか?」「万が一、うまくいかなかった場合の代替プランは?」といった点の必要性に気づくことができるようになってきました。
また、KDDIとCTCの会社の違いからも、新たな視点を得ました。
CTC社員は “お客様である企業に寄り添い、お客様が望む最高のものを提供しよう”というSIerとしての考えが根本にあると思います。しかしKDDIのお客様は、多種多様なエンドユーザーなので、どうしても全員の要望に寄り添うことはできません。さまざまな状況を踏まえたうえで、“自分たちが提供すべき最高のサービスとは?”について、自分たちで考え抜き、定義したものを提供しています。この視点はxGNに来る前の自分にはなかったものでした。

そして今、私が担当している業務には、その両方の視点が活きています。不具合に困っているユーザーがいれば1対1で向き合って一刻も早く解決できるよう寄り添うこともあれば、エンゲージメント向上に向けた業務においては、経営層の考えと現場の多様な社員のことを考えながら「xGNとしてやるべき最高の施策とは?」という点について考えるようになりました。

自分らしい価値提供の可能性。

xGNは、とても人に恵まれている環境です。同じフロア内に、コア・基盤・RAN・自動化と、様々な分野の担当者がおり、また、KDDI・CTCと異なるバックグラウンドを持つ方が居ます。そのおかげで、xGNでなければ接点を持つことがなかった方との出会いがたくさんありました。

そして、様々な仕事の進め方や価値観に触れたことで、私も今後のキャリアについていろいろな選択肢が見えるようになりました。新人時代は、配属された組織の中で一つの技術を深く身につけてお客様へ提供していくことだけをイメージしていました。

しかし、xGNに来てからは何かを提供するにしても、さまざまなプロセスの中でどの技術を追求するのか、あるいはさまざまな技術を広くフォローするのか、その方法も多種多様だということに気付きました。

今後のキャリアの方向性について、自分が想像していた以上に可能性が広がっていると思います。今後もxGNでさまざまなことに挑戦し、学びながら成長していきたいですね。