INTERVIEW 社員インタビュー
2つの会社を跨いで描く、キャリアのカタチ
百瀬 遥香
事業統括室
CTCで営業として7年間KDDIを担当した後、自身のキャリアにおける選択肢を広げるためにxGNへ異動。現在はコーポレート業務全般を統括する事業統括室にて人事・総務を担当中。
自分のアイデアを生かし、ゼロから作り上げる。
2014年にCTC(伊藤忠テクノソリューションズ)に入社してから7年間、KDDI担当の営業をしていました。ビジネスパーソンとして総合力を高めるためにコーポレート業務に挑戦したいと考えていたところ、ちょうどxGNで募集中のポジションがあったため、2021年4月に出向しました。
長くお客様として担当していたKDDIの皆さんと同じ会社で一緒に働けることになり、すごく嬉しかったです。現在は、xGNのコーポレート業務全般を担当する事業統括室にて、人事・総務を担当しています。
私がxGNへ出向したのは、新会社設立から1年が経った頃でした。まだまだ策定しなければならない制度や、整備しなければならないオフィス環境があるフェーズ。まずは、フレックスタイム制やテレワークなどの働き方に関する制度づくりや、カルチャーの異なる社員間でシナジーが生まれやすいようなオフィスづくりにゼロから取り組んでいきました。
規模・歴史ともに成熟した組織であるCTCでは、何かをゼロから作るという経験はそう多くありませんでしたが、新会社として設立されたxGNには、ゼロから取り組むべきことがたくさんあります。大変ではありますが、だからこそ「自分たちが会社を作っている」と実感でき、やりがいを感じられるところでもあります。
xGNの組織規模は拡大しつつありますが、それでもまだまだ200名ほどの会社なので、さまざまな施策をスピーディーに実現できるところも魅力です。全社に大きな影響を及ぼす制度や施策に、自分自身のアイデアを反映しながらどんどん前に進められる点に、大きなやりがいと責任を感じています。
CTCとxGN。それぞれの特徴を生かしたキャリア構築。
自身のキャリアについては、xGNで仕事をするようになってからビジョンが明確になりました。今は「経営視点と現場視点 ――いずれも大切にするバランス感覚を持ち、会社と社員にとってベストな人事制度を実現できる人事になりたい」と考えています。
そのためには今の環境がすごく良い経験になると考えています。
KDDIやCTCは組織が細分化されているため、一つの分野に精通しやすいという特徴があるのに対し、xGNでは一人が幅広い分野に関わってさまざまなスキルを並行して身につけることができます。このような特徴を持つ2つの会社を跨いでキャリア構築できれば、スペシャリストとゼネラリストの両方の良さを兼ね備えた人材になれるはず。
私自身の担当は人事・総務ですが、経営管理や法務、会計などの専門的な知識を理解した対応が必要になることもあります。また、xGNは経営層との距離も近いため経営視点に触れることもできています。今はxGNでさまざまなコーポレート業務に挑戦することで幅広い知識と経験を積み、将来はCTCで人事領域に専念してスペシャリストを目指したいと思っています。
優秀なエンジニアが長期的に活躍し続けるために。
xGNには、KDDIとCTCから、専門の技術領域、年齢、性別、国籍もさまざまな優秀なエンジニアが集まっています。限られた人数で、両社の強みを発揮しながら次世代通信インフラを提供する姿を誇りに思います。人事担当としては、そんなxGNに集う社員一人ひとりの個性と能力を、最大限に発揮できる職場を作ることが使命です。
今年度は、特に働き方改革に力を入れており、代表取締役社長を委員長とする「働き方改革委員会」を立ち上げました。各部門のマネージャーとともに、過重労働の防止と多様な働き方の実現に取り組んでいます。
最先端技術に取り組んでいるxGNだからこそ、予期せぬトラブルや想定外のエラーなどによりスケジュール通りに進まなくなることもあります。だからと言って、結果的にオーバーワークになってしまっては、多様な人材の長期的な活躍にはつながりません。残業抑制なども含めて、社員一人ひとりが多様な働き方を実現できる環境を作り、今後も会社に貢献していきたいと思います。
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