INTERVIEW 社員インタビュー

杉崎 健治

19年のキャリアを経て
新たな技術を習得、次の挑戦へ

杉崎 健治

エンジニアリング部

CTCテクノロジー、CTCで通算19年のエンジニア経験を持つ杉崎健治。新たな技術や挑戦を期待しxGNへ参画し、現在は初めてのサーバー構築に挑戦中。ベテランエンジニアであっても更なる飛躍に挑戦する、またそのための新たなスキル獲得や最新技術取得をサポートするのは、xGNの風土だと言います。

ベテランエンジニアとして、次の挑戦へ。

2001年にCTC(伊藤忠テクノソリューションズ)に入社した後、17年間CTCテクノロジーに出向し、その後の2年間をCTCで業務を担当していました。計19年のキャリアにおいて、クライアントであるKDDI の Ezwebシステムのネットワーク担当として、スイッチやルータ、ロードバランサなどの構築および保守業務や、データセンターにおけるカスタマーエンジニアの統括業務、ファイアウォール製品の設計~構築~試験など、インフラを中心とした業務を担当してきました。

2020年3月に、当時の上司から「xGNで人員募集があるが興味ないか?」と声をかけられ、新たな環境で自分のスキルがどこまで生かせるか挑戦してみたいという気持ちから、上司には二つ返事で「行きます」と回答しました。

それまでのCTCでの業務はSierとしてクライアントから受託したシステム構築プロジェクトに携わっており、請負であれば当然ではありますが、プロジェクトの見積スコープの中で自分の担当すべき業務が切り出されていました。しかしxGNに来れば、新しい技術に携われることはもちろん、担当する業務の一部分だけではなく、システム構築~保守・運用までの全体像が見えやすくなるはず。エンドユーザーにサービスが提供され、どのように使われていくのかというところまで見てみたいという思いもありました。

大規模なサーバー構築を効率よく高品質に。

現在は、5Gシステムが稼働する共通HW基盤およびそれらの運用に必要なコンポーネントを総称した基盤運用環境の設計・構築・運用を担当しています。

サーバー担当としてこれまでの3年間で数千台のサーバー構築を行ってきましたが、これほど大規模なサーバー構築はKDDIでも初めてのこと。どうすれば効率よくスピーディに品質を高められるか――構築や運用をどのようにするのか自分たちで考えて、設計し、後工程に携わるNF担当者にどのように引き渡すべきなのか、自動構築ツールなども用いながら取り組んでいます。

私自身、サーバーの構築をするのは初めてでしたので、業務に必要なスキルは構築ベンダーの協力を得たり、研修を受けたり、ドキュメントを調査したりしながらインプットしてきました。

xGNは5GCの構築に関わるファシリティ、基盤、アプリケーション、運用の担当者が全員社内にいるため、すぐに声をかけ話がしやすいという特徴があります。それぞれの専門知識を持つ人からスピーディに情報を交換できるので、システム構築に関して理解を早く深めることができます。また、xGNへの出向前に期待していた、システム全体を構築し、保守・運用するまでのプロセスを一気通貫で体験することもできています。

エンドユーザーを理解したマルチスキルなエンジニアへ。

xGNには、社内でさまざまな情報をシェアして一人一人の見聞を広めていこうという雰囲気や組織風土があります。ツール、仕組み、取り組みなどそれまで自分になじみがなかったものを知る・触れる多くの機会は、毎回貴重だなと思いながら参加しています。

そのため、xGNに来てからは「自分に足りない技術・知識を習得したい」という欲求がどんどん湧いてくるようになりました。今は、技術習得はもちろん、業務プロセスやヒューマンスキル向上など幅広く身につけていきたいと思っています。

そして、将来的にはシステム全体を手掛けてられるようなエンジニアを目指していきたいと考えています。エンドユーザーに近いxGNで、多様な技術を持つメンバーと共に通信インフラという社会基盤をエンジニアとして支えながら更なる高みを目指していきたいですね。